青森ねぶた祭りは、日本の夏祭りとしては最大規模のもののひとつ。
年ごとに作るねぶたの魅力もあってか
毎年たくさんの観光客が訪れます。
テレビ中継で見るのもいいですが
現地での迫力にはかないませんものね。
今年は雨の日が2日間あり
7月の地震の影響も心配されましたが
この期間、主催者発表で299万人の人出となったそうです。
ちょっとほっとしました。
こうして地元に住んでいると
どうやって行ったらいいか、とか
宿泊などについてお問い合わせをいただくこともあります。
私は観光業ではないので、
具体的なお役には立てないのですが
わかる範囲で少しまとめてみました。
<団体旅行>
1番気楽なのは、団体ツアーに参加してしまうことです。
観光バスで東北数カ所の祭りを巡るものも多く、効率的に北東北を体験することができるでしょう。
ねぶた祭り参加のみを目的にした、車中泊弾丸ツアーもあります。
<個人旅行>
市内中心部で行われるイベントですし、青森までの交通と宿を確保すればいいのですが、
これが大変なのですよね。
裏手段を求めての問い合わせなのでしょうが、私にはコネなどはありません(すみません)
それよりスポンサー企業は全国規模の大きな団体がほとんどですから、お仕事などで関係先があれば、そういうルートから宿や観覧席などを紹介される可能性があるかもしれません。
土日や夜間最終日は大変そうですが、平日ならなんとかなる・・・?かも。
<移動手段>
青森までは飛行機・電車・バス・自家用車等、各種交通機関を使うとして
祭り本番、ルート付近の道路は交通規制で通行できなくなります。
車の人は外郭地域の駐車場に止め、そこから中心部までタクシー移動などするようです。
<ねぶた参加>
祭りで跳ねるにはハネト衣装着用さえしていれば、誰でも参加できます。
各所でレンタル衣装屋が出店していますので、飛び込みでも大丈夫。(予約もできるらしい)
一式借りて4〜5000円前後。着付けもしてくれますし、荷物も預かってくれるようです。
<食>
いわゆる縁日フードの露店は、だいたいどこも全国一緒です。
そこに地元人気店の出店も混ざっていますから、いろいろ試してみるのが楽しむコツかも。
<トイレ>
ねぶたの運行コースは長く、飲食店の多い新町通り側はお店利用のついでに。
オフィスビルの多い国道沿いでは、仮設トイレの他にビル施設が利用できる箇所もあります。
(全てのビルではないので、現地で配布される運行ガイドを参照のこと)
とにかくかなりの人混みですので「身軽に・気軽に」がよいでしょう。
団体ツアーは時間の都合で、終了前にバスに乗せられてしまうこともあるかもしれません。
心残り〜となったなら、次の年にもねぶたは待っている〜
■消防第二分団ねぶた会・アサヒビール
題名:天下布武「信長の野望」てんかふぶ のぶながのやぼう <海上運行賞>
制作者:千葉作龍雨の日もシートなしで運行していて驚かされたねぶた。
衣装の深い色合いなど、ずいぶん凝って作られてますね。
■サンロード青森
題名:十和田湖幻想「南祖坊と八之太郎」とわだこげんそう なんそぼうとはちのたろう
制作者:千葉作龍赤い人物2人は、撮影して色が飛びそうです。ひぃ〜おいらせ渓流の風景でしょうか。祭り過ぎるともう次の季節。。
■青森パナソニックねぶた会
題名:義経千本桜「狐忠信」よしつねせんぼんざくら きつねただのぶ
制作者:千葉作龍観覧席もモニターで映しつつ進行。そういえば今年は女性像のねぶたが少なく、貴重な1枚。
■あおもり市民ねぶた実行委員会
題名:覇邏王・ラムセス二世 ふぁらお・らむせすにせい
制作者:京野和鴻題材はとうとう遙かエジプトまで飛んで、ファラオねぶた。肉体美〜。ねぶたの世界観はどんどん拡がっていくようです。
■日本通運ねぶた実行委員会
題名:安倍晴明 あべのせいめい
制作者:柳谷優浩最近のねぶたは登場するパーツが盛りだくさん。そしてインパクト。3D造形の醍醐味ですね。ねぶた記事はまだまだ続く〜。